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MetaTrader5におけるMQL5用のDLLを作成する方法(1)

はじめに

MQL5はC++に似た言語でEAやインジケータを作成する上では十分な機能が揃っています。

しかしながら、MQL4のときと同様にMQL5においてもデコンパイルによる技術情報の流出が懸念されます。

この対策として、重要なロジックをDLLで実装することにより、デコンパイルでの解読を困難とさせることができます。

上記の観点からMQL5においてもDLLの作成需要はあると判断し、MQL5用のDLLを作成する方法を当該記事にまとめました。


「Microsoft Visual C++ 2010 Express(無料)」のインストール

Microsoft公式ページより、「Microsoft Visual C++ 2010 Express(無料)」をダウンロードして標準インストールしてください。

上記をインストール後、「Windows Update」よりサービスパック1(SP1)などの更新プログラムを適用してください。


「Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4(無料)」のインストール

Microsoft公式ページより、「Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4(無料)」をダウンロードして、標準インストールしてください。

上記をインストール後、「Windows SDK 7.1 用 Microsoft Visual C++ 2010 Service Pack 1 コンパイラ更新プログラム」をダウンロードして、標準インストールしてください。


MQL5用の64bit版DLLが作成できるように環境変更

MetaTrader5では32bit版のDLLには対応しておらず、64bit版のみ対応しています。

「Microsoft Visual C++ 2010 Express」では、インストール時の設定では64bit版のDLLを作成することができません。

このため、以下の環境変更を行い、64bit版のDLLを作成できるようにします。

  • 「スタートメニュー」‐「Microsoft Visual Studio 2010 Express」の「Visual Studio コマンド プロンプト (2010)」を起動します。
  • 起動されたコマンドプロンプトにてdirコマンドを実行し、vcvarsall.batのバッチファイルが存在することを確認します。
    cmd_vcvarsall01

    (クリックで拡大)

  • 起動しているコマンドプロンプトにてvcvarsall.batと記入してバッチファイルを実行してください。
    cmd_vcvarsall02

    (クリックで拡大)


以上で64bit版のDLLが作成できるようになりました。

余談ですが、MetaTrader5にて32bit版のDLLをロードした場合は、以下のエラーメッセージが出力されます。

  • 'C:\Program Files\MetaTrader 5\MQL5\Libraries\(DLL名).dll' is not 64-bit version
  • Cannot load 'C:\Program Files\MetaTrader 5\MQL5\Libraries\(DLL名).dll'
  • Cannot call 'GetDoubleValue5', '(DLL名).dll' is not loaded
  • unresolved import function call

おわりに

MQL5用のDLLを作成するための開発環境セットアップが完了しました。

次回の記事では、実際にVisual C++を使用してMQL5用のDLLを作成していきます!


MQL5DLL | CM(0) | 2012/09/06(木) 01:56
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